エコカーにはエコカー専用バッテリーを使って下さいね!
2017年05月28日 11時05分57秒
先日、ダイハツ・タントにお乗りのお客様から「アイドリングストップのランプが付いてアイドリングストップしなくなっちゃった・・・ 普通に走れるんだけどね~」
とのお電話がありました。
お引き取りして確認して見ると単純にバッテリーの電圧が低くなっているだけでしたのでお客様宅からお引き取りして弊社工場へ自走してくる間に電圧は回復。 チョットしたリセット作業をするだけで点滅は解消できました!(メデタシ、メデタシ!!)
今回はバッテリー交換の必要は無かったのですが、バッテリーメンテナンスは車の初歩的な部分なので「自分で交換しちゃうよ!」って方も多いのではないでしょうか?
でもイマドキの車は「コンピューター制御」の部分が多く車への電源供給が途切れると車の学習データーが消えてしまいミッション(特にCVT)のシフトスケジュールが狂ったりナビのメモリーや学習が消えてしまいます。
交換の際には電源供給を続けながらの交換が必要ですからご注意を!
(こんなツールが売ってます)
それからエコカーには「充電制御対応バッテリー」を、アイドリングストップ車には「アイドリングストップ対応バッテリー」の装着をお勧めします。
エコカー(省燃費仕様車)には充電制御システムという技術が使われています。無駄な充電をしないことでエンジンの発電負荷を減らし、 燃費を向上させる技術なのですが、燃費向上の一方でバッテリーにとっては短いサイクルで充電と放電を繰り返すため過酷な環境となるのです。充電制御車に使用されるバッテリーには、それに耐えうるタフなバッテリーが必要となります。つまり、高速充電性能(充電受入性)の高いカーバッテリーが必要なのです
アイドリング車専用バッテリーの特徴は、信号待ちや渋滞でのエンジンの停止と再始動の繰り返しても、耐久性が高く、充電性能を極限まで高めた充電制御バッテリーよりも更に頑丈なバッテリーになています。
充電制御バッテリーもアイドリングストップ専用バッテリーも高性能ゆえ通常バッテリーよりも高額になってしまうのがネックですが・・・
具体的なお値段はポッキリ屋へご相談下さいね~!!
この記事は2017/05/28に公開され2023/02/16に更新、144 ビュー読まれました。