軽自動車のエンジンOILどう選べばイイの?
2017年11月07日 13時11分47秒
こんにちは~ しばらくブログをサボっておりました・・・
改めて、心を入れ替えて真面目に更新しますのでお付き合い宜しくお願いしますm(__)m
さて、ポッキリ屋の気まぐれブログで一番注目度が高いのが「オイル交換について」です。
ヤッパリ皆さん車を大切に乗り続ける為には“オイル交換が重要”って事ご存知なんですね~
※「オイル交換なんて車検の時だけで良いんじゃないの?」という”フトドキ者”は
これを必ず読んで下さいね
さて、軽自動車のオイル交換は普通車よりもキッチリ行う必要がある事はご理解頂けたと思いますがオー〇バッ〇スやイ△ロー△ットへ行くとオイルの種類がいっぱいあってどれを選んだら良いか判らなくなっちゃいませんか??
カンタンに説明するとオイルも「食肉」と一緒で種類とグレードがあるんですね~
(一口に肉と言っても種類は牛肉、豚肉、部位もバラ肉からロース、ヒレとか色々あるでしょ!)
オイルの場合単純化すると2つの要素で区分できます。
1つめは「オイルの粘度」です。
オイルの役目は「エンジン内部の潤滑・洗浄・気密・防錆・冷却」などがありますが潤滑性能はエンジンが冷えている時とエンジンが熱い時で役割が違います。
ですからオイル粘度については 5W-30 の様に冷えている時の粘度と熱い時の粘度を別々に表記します。
(最初に書かれている”5W”が冷間時の粘度、後の記載されている”30”がエンジンが高温になった時の粘度です。 数値が小さいほど”サラサラ”のオイルでエンジンに対する抵抗ロスが少ないのですがエンジンが高温になった時”油膜切れ”を起こしやすくなります)
最近の軽自動車は低燃費を実現するためにエンジンの回転抵抗の少ない0W-20が主流ですね~ ターボエンジン車は高出力の為熱量も高いので5W-30が主流です。
※ 粘度についてはメーカーの推奨を守った方が良いでしょう。
2つめは「ベースオイルの違い」です。
ベースオイルは大きく分けて鉱物油とか化学合成油があり、中間の部分化学合成油を含め3種類に大別できます。
鉱物湯油と化学合成油の違いですが、一番わかりやすい違いは価格です(笑)
高い: 100%化学合成油 > 部分化学合成油 > 鉱物油 :安い となります。
で、100%化学合成だと何が良いのか?ですが “寒い時期でもエンジンの始動性が良く、耐熱性も高いのでオイルの劣化がしにくい上に、蒸発性も低いのでオイルがムダに蒸発することがないのも特徴です。”
という事らしいです。
ちなみに、鉱物油については
“鉱物油は原油を蒸留して精製された昔ながらのエンジンオイルです。現在、一般的に一番普及しているベースオイルで価格が安い分、耐熱性能や酸化に弱いのが特徴です。化学合成油に比べると分子構造にばらつきが多く、エンジンの始動性や燃費、維持などは劣りますが、こまめに交換すればなんの支障もなく走行できるレベルの品質は維持されています。”
結論ですが「交換時期をキチンと守れば、通勤、レジャーでの使用ならどちらを使っても大差なし」というのがポッキリ屋のオイルマイスター・高見の見解です。
3つめは「規格」です。
「なんだよ、2つの要素って言ってたじゃないか!」と怒られそうですね(苦笑)
本当はこの規格が一番重要なのですが、規格が更新されると旧規格のオイルは直ちに市場から消えていきます。例えは今(2017年11月現在)価格comで検索しても
最上級のSN規格が77銘柄、次のSM規格18銘柄、3番目のSL規格にいたってはたったの2銘柄の販売ですから迷う事もないのではないでしょうか?
詳しく知りたい方はコチラ をご覧ください。
以上、色々書いてきましたが以前のブログでも書いた様に
軽自動車はオイル交換をズボラにするとエンジンに対するダメージが大きいので、メーカー推奨のオイル性能(グレード、粘度)を守ってチャンとオイル交換しましょうね~
この記事は2017/11/07に公開され2023/02/16に更新、132 ビュー読まれました。