クルマの冬支度その2

クルマの冬支度その2

先週から「クルマの冬支度」と銘打ってブログを書き始めましたがいよいよ冬が到来しましたね。 例年並みの寒さなんでしょうが異常な暖かさの後ですから寒暖の差にやられちゃいますね・・・

 

毎朝の犬の散歩とか会社での洗車の際は暖かいと楽で良いのですが、やはり“夏はそれなりに暑く、冬もそれなりに寒く”なってくれないと季節感が無くていけませんね。

(モノの売れ行きにも影響が出るでしょうから景気的にもマイナスでしょうねぇ・・・)

 

さて、降雪はまだとはいえ伊那谷の寒さはやはり厳しいものがありますから

 

「クルマの冬支度」は絶対に必要です!

 

前回は“スタッドレスタイヤへ交換する際はインチダウンを検討する事より費用が抑えられる”事を書きました。

 

スタッドレスタイヤについて語れば色々あるのですが改めて書かせて頂くことにして、

 

今回は“バッテリー”についてお話したいと思います。

最近、当店で実際にあった事例なのですが「朝は普通にエンジン始動で来たのに、出勤途中でコンビニに寄ったらエンジンが掛からなくなっちゃった・・・」というお客様が2日連続で発生しました。

 

昔のイメージだと“何となくセルモーターの回り方が元気ないなぁ~”という症状が現れて

から、「バッテリー上がり」って感じだったんですが、最近は“ある日突然”ってパターンが非常に多いです。

特に「アイドリングストップ車」にその傾向が強い気がします。

(明確な統計を取っているわけではないのであくまで私の個人的なイメージですが・・・)

 

実際バッテリー製造メーカーでも「装着後、3年経過したら要注意」と啓発しています。

 

メーカーサイトにも書かれていますが、“チョイ乗りが多い車”や“夜間の走行が多い車”

“エンジンを停止してTVを見たりオーディオを聞いたりすることが多い車”のバッテリーは消耗が早いです。

 

また、冬になり外部気温が低くなるとバッテリー内の希硫酸液の液温が下がり、化学反応が弱くなるため、バッテリー内に充電されにくくなることによりバッテリー上がりのトラブルが急増します。(事実、JAFの出動回数は12月が最も多くバッテリー上がりが全体の34.3%を占めています) ※JAFデーター

 

「バッテリー上がりを予防するには日ごろの点検が重要!」とJAFのサイトに書かれていますが

実際、今どきのバッテリーはメンテナンスフリー(MFタイプなんて言いますね)になっており“バッテリー液の補充”は出来ないタイプがほとんど・・・

「じゃあ、どうすればいいんだ~(怒)」との声が聞こえてきそうですが

 

メーカーサイトに書かれているように「使い始めて3年が経過したらそろそろ寿命が近い」と心得て行きつけの車屋さんでバッテリーチェックをして頂くことをお勧めします。

(スタッドレスへ交換する際にチェックしてもらうと良いですね!)

 

ちなみに、最近の軽自動車に多い「アイドリングストップ車用」のバッテリーは高額なので心の準備と一緒に“お財布の準備”もお忘れなく~(笑)

 

この記事は2018/12/15に公開され2023/02/16に更新、139 ビュー読まれました。

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