新型コロナウィルスの影響で世の中暗～い感じですね・・・

なんだか気分が沈んでしまう話ばかりなのでたまには嬉しくなる話をお届けしますよぉ！！

新聞報道等でご存知の方も多いと思いますが4月より自賠責保険料がナント16.4％も「値下げ」されるんです。

金額にすると普通車で 4,280円、軽自動車で 3,930円の値下げなのです。
（24ヶ月の契約 沖縄・離島を除く）

つまり軽自動車の車検代金が3,930円も安くなるってお話！　嬉しですね～～～！！

えっ？　「自賠責ってなんだ？」ですって！！

ではカンタンにご説明しますね。

自賠責（自賠責保険）とは自動車および原動機付自転車の所有者に加入が義務づけられている損害保険です。

自動車損害賠償保障法によって定められており、加入していなければ車検を受けられず、未加入で公道を走行することは違反のため「強制保険」ともいわれています。

その為、道路交通法上での罰則も厳しく、

車検切れで走行した場合

違反点数：6点

罰則：6ヵ月以下の懲役、または30万円以下の罰金

に対し

無保険車（自賠責保険切れ）で走行した場合

違反点数：6点

罰則：1年以下の懲役、または50万円以下の罰金

このように違反点数は車検切れで走行した場合と同じですが、自賠責保険は事故の被害者への補償に充てる保険であるため、罰則は更に厳しく設けられています。

話しは「自賠責保険の値下がり」に戻しますが、“何でも値上がり”のご時世に１６％も値下がり鳴るのはナゼだと思います？

自賠責の保険料は、毎年1月に実施される「自動車損害賠償責任保険審議会」において、「ノーロス・ノープロフィット」という原則に基づいて決定されています。ノーロス・ノープロフィットとはカンタンに説明すると“利益にも赤字にもならないように運用する”という事。

この原則に基づいて計算した結果で保険料が決定されるわけで、つまり最近「事故が減っている」って事ですね。

自動運転車両の開発が進んで痛ましい事故が大幅に少なくなれば「自賠責保険廃止」なんて日が来るのも夢物語では無いかも！？

クルマの未来は明るいぞ～！！