「未使用車」はナゼ軽自動車に多いのか?
2015年08月19日 15時08分01秒
某ディラー系中古車店さんの画像ですがズラリと”オレンジ一色”になっていますね!
車種・色の構成から想像するに画像の展示車両はいわゆる「未使用車」がほとんどだと思います。
普通車でも未使用車って流通していますが圧倒的に”軽自動車”が多いのはナゼでしょう??
それは、「軽自動車と普通車の税金と登録制度の違いの為」ではないでしょうか・・・
まず、
登録(軽の場合は届出)の違いですが軽自動車は車庫証明が無くてもナンバーを取得出来ます。
※人口10万人以上の都市部では車庫証明が必要ですがナンバー取得後の車庫届出が可能。
普通車では車庫証明取得後の登録になりますので費用と時間(普通車車庫は4日間必要)の両面で軽が有利!
次に
軽自動車の軽自動車税は”4月1日付けの所有者に課税”ですから4月2日以降の新車購入であればその年の軽自動車税は不要!
でも普通車の自動車税は”月割り制度”があるため仮に4月2日の新車購入(ナンバー登録)であれば
11ヵ月分の自動車税負担が発生します。
ディラーさんが未使用車を作る最大の理由は”成績のため”ですから掛かる費用は「1円でも安くしたい!!!」
ですから軽自動車と普通車を併売しているディラーさんでも「未使用車は基本的に軽自動車」になるわけです。
当然、「軽自動車の方が、値崩れが少ない」という事も大きな理由だと思いますけどね!
この記事は2015/08/19に公開され2023/02/16に更新、164 ビュー読まれました。