元々カタログ値通りの燃費は出ない!?
2016年04月27日 09時04分14秒
今日は~ もうすぐゴールデンウィーク楽しみですね~!!
さて、車業界で今、一番熱い話題と言えば「燃費偽装問題」ですよね・・・
この「燃費」って“カタログに記載してある数値はまず実現しない”って事は皆さんご存知ですよね!?
この事実、国土交通省も認めちゃってます。
現在の燃費は「JC08モード」といわれる国土交通省で定められた計測方法で測定されていますが、実際の走行ではなく、“シャーシダイナモ”という機械上での測定で、しかもエアコンやオーディオやナビ等の電装系は全く使用しない条件での計測なのです。
そんな計測方法では実際の数値と乖離が生まれるのは当たり前ですよね~
※これでも、以前の10・15モードよりも実際の数値に近いのです。 10・15モードではナントエンジンが温まった状態からの測定だったのですから!(エンジン冷間時は始動性を良くする為に燃料が濃い目になり燃費が悪い)
でも、これって自動車メーカー側の誇大表示ばかりではないようですね。
※詳しくは自動車評論家・国沢光宏さんのコメントをご覧下さい。
お客様とのご商談で必ず質問を頂くのが「この車の燃費どれ位?」なんですが
実際の所、同じ車、同じ条件で同じ道を走っても「運転する人」が変われば燃費って変わってしまうので、ご返答に困っちゃうってのが正直な所(苦笑)
燃費ってユーザーにとってはと~っても気になる数値だとは思うのですが、燃費の違いで燃料代てどれ位違うのでしょうか? ポッキリ屋のお客様の平均な年間走行距離8,000kmと、チョット多い年間走行距離10,000kmで試算してみました。
燃費の違いをお金に換算するのに重要なのは「ガソリンの価格」ですよね!
ですから、ここでは今よりチョイ高めの“リッター120円”と最近10年での最高価格に近い“リッター180円”で試算した結果ですが・・・
年間走行距離8,000km。燃費リッター15kmと20kmで年間利用ガソリン量を比べるとその差「133ℓ」リッター単価120円で計算すると1年で15,960円の差・・・
んっ? 意外と・・・大した事無い??
燃費が5kmも違って1年間で約16,000円の差!
1ヶ月なら使用量で11ℓ、金額で1,330円の違い!!!
「ガソリンの値段が120円設定で安いからでしょ(怒)」
そうおっしゃると思ってました(苦笑)
ではリッター単価180円で計算してみると・・・
1年間で 23,940円の差。
1ヶ月で比較すると1,980円の違い。
無視できる金額ではないけれど「燃費を理由に車を買い替えるほどの違い」では無いんじゃないかなぁ・・・と思うのは私だけでしょうか?
※モチロン、三菱の偽装は問題外ですけどね・・・
皆さんいかがです?
この記事は2016/04/27に公開され2023/02/16に更新、147 ビュー読まれました。