注意!! ブレーキサポートは万能ではありません!
2016年09月05日 11時09分13秒
最近の軽自動車には、「ブレーキサポート」的な装備が付いている車両多いですよね。
このブレーキサポート、”自動で車が止まる凄い装備”と思っている方多いのではないでしょうか?
現状のブレーキサポートには大きく分けて下記の3方式が採用されています。
1、 赤外線レーザー式
2、 カメラ式
3、 ミリ波レーダー式
※軽自動車に採用されているのは、「赤外線レーザー式」がほとんどです。
赤外線レーダー式の特徴はまず「価格が安い」点です。
また、コンパクトなシステムなのでスペースが限られる軽自動車にすんなり装着することが可能。
でも・・・ 大きなデメリットもあるのですよ・・・
それは・・・
ほとんどの赤外線レザー式の作動速度域は約5~30km/hと低速。
それから一番重要な”歩行者=人間を認識出来ない”
都会の様に、頻繁に渋滞するような環境であれば有効なシステムでしょうが、常時50km巡航が可能な伊那谷ではどうなんでしょうね?
そこで、軽自動車でも採用する車両が増えてきたのが「カメラ式」
カメラ式の優れている点はなんといっても作動速度域の高さ!
単眼カメラで50km/h。 複眼(デュアル)カメラなら100km/hまでOKのようです!!
でも、やはりリデメリットがあるんですね~
カメラなので逆光で眩しい時や、霧、吹雪などで視界が悪い時は正常に作動しないようです。
また、夜間は”ヘッドライトの照射エリア内”でなければ障害物の認識が出来ない。
その、カメラのデメリットを補うのが「ミリ波レーダー」なのですが価格が高いので軽自動車での採用は今のところありません(涙)
車両別のブレーキサポート採用方式はコチラのサイトが判りやすいですよ。
近い将来「完全自動運転」の車も登場するのでしょうが、「機械は壊れる・誤作動する」ことを考えればブレーキサポートは名前の通り「人間のサポート」として考え安全運転に努めたいですね!!
この記事は2016/09/05に公開され2023/02/16に更新、139 ビュー読まれました。