寒い冬に重宝する装備はコレ!パート1
2015年10月21日 11時10分41秒
まだまだ日中は暑いくらいなので「冬の話」をしてもピンとこないと思うのですが
確実に寒い冬はやってきます。 寒くなってから慌てないように今のうちから準備しましょうね!
さて、寒い冬に重宝する装備に「エンジンスターター」があります。
冬期の伊那谷では毎日のようにフロントガラスが凍結してしまうので安全の意味でも
エンジンスターターを装着する意味はあると思います。
「毎日お湯で溶かす」って方もいらっしゃいますがくれぐれも熱湯は避けて下さいね。
それから僅かでもガラスにキズが入っているとお湯をかけた途端に“ピキッ”とヒビが入ってしまう事がありますから十分ご注意下さい。
氷点下の屋外へ出て、エンジンをかけて、また暖房の効いた屋内に戻るのは「ヒートショック」の観点から考えて健康面でのマイナスもありそうですし
一度使い慣れるとエンジンスターターの便利さを手放す事は難しいですよね?
ですから、当店でも「今のクルマに付いているエンジンスターター、次の車でも使える?」ってご質問頂くのですがほとんどの場合使えません。
ナゼかというとイマドキのクルマには軽自動車であってもほとんどの車両が「イモビライザー装着車」だからです。(全てではないですが・・・)
そもそも「イモビライザー」ってご存知ですか?
イモビライザーとは「盗難防止装置の一つ」でカギの内部に「イモビチップ」が埋め込まれており車に車載されている「イモビ本体」とカギに内蔵されている「イモビチップ」が通信出来ないとエンジンが掛からない仕組みになっています。
※イモビチップはスマートキー(画像下)だけで無く旧来のカギ(画像上)にも内臓されています。
このカギはBP5型レガシィ用ですが(軽自動車でなくてスミマセン)このカギの場合
いわゆる鉄のカギ部分を鍵屋さんで複製しても“ドアロックの開閉”は出来てもエンジンは掛かりません。 イモビ付き車両の場合イモビ本体とイモビチップの通信が出来て初めて車の始動が可能になるわけです。
さて、本題の「前の車で使ってたエンジンスターターは次の車でも使えるか?」ですが
イモビ非装着車からイモビ非装着車両への乗り換え(もしくはイモビ装着車同士の乗り換え)であれば使えますが、そもそもイモビ非装着車用とイモビ装着車用ではエンジンスターターの機能が違うので“ほぼ使えない”と思っていただいて間違いありません。
イモビ非装着の頃はエンジンスターターの選択も、取り付けも比較的簡単だったのですが
イモビ付き車の場合は出来るだけ「車種別対応の専用品」をお勧めしています。
それから、取り付けに際し「意外なもの」が必要になる場合がありますのでご注意下さい!
次回は「エンジンスターターを取り付ける時に必要な意外なモノ」をお知らせしますね!
この記事は2015/10/21に公開され2023/02/16に更新、128 ビュー読まれました。